2019.10.11
免税システム

免税の仕組みを紹介 安い価格で商品を買える理由とは?

ポイントを指摘する男性

近頃では海外旅行者の増加に伴い、免税システムを導入しているお店が増えてきています。
免税店で商品を購入すれば通常よりも安くお買い物を済ませることができるので、海外旅行者にとっては非常に嬉しいサービスです。
しかし中には、免税とはそもそも何なのか知らない方もいるでしょう。
そこで今回は免税の意味や仕組み、安い価格で商品を購入できる理由をまとめました。
本記事を参考に免税への理解を深めていきましょう。

そもそも免税とは?

免税とは文字通り、税金を免除することを言います。
近頃よく見聞きする免税店とは、税金が免除された商品を販売しているお店を指します。
免税店は外国人旅行者の便宣を図るため、主に沖縄や秋葉原などの観光地に設けられています。
この免税店で商品を購入した場合、本来ならば支払う必要のある税金の一部が免除され、通常よりも安い金額でお買い物を済ませることができます。

安い価格で購入できる理由

免税で商品を安い価格で購入できる理由は、商品の購入時にかかる税金の一部が免除されるからです。
海外からの旅行者が購入した商品はいずれ国外に持ち出されます。
この「いずれ持ち出される商品」は「輸出」扱いに該当するため、免税の条件を満たしていることになり、輸入時に発生する税金や消費税が掛からないのです。
免税店には国際空港内にある空港型免税店と、繁華街などにある市中免税店の2種類があります。
空港型免税店の場合は関税や酒税、たばこ税などが免除され、市中免税店の場合は消費税が免除されます。

免税の対象になる商品

服を見る2人の女性
免税の対象になる商品は、一般物品と消耗品の2つに分けられます。
それぞれについて詳しく記載していきますので、一緒に見ていきましょう。

一般物品

一般物品で主に挙げられるのは、家電製品やカバン、靴、洋服、時計、宝飾品、民芸品などです。
生活で使用する物のほとんどは一般物品として免税の対象になります。
反対に金地金や白金地金などの生活に必要ないもの、商用、販売用に購入したと判断されるものは免税の対象外になります。

一般物品の場合、お店で5千円以上の買い物をした時に免税が適用されます。

消耗品

消耗品で主に挙げられるのは、食品や果物、飲料、タバコ、医療品、化粧品などです。
使い捨ての商品や使うにつれて減る商品はすべて、消耗品に分類されます。
消耗品の場合、お店で5千円以上、50万円以下の買い物をした時に免税が適用されます。

お酒、タバコ、香水は例外

消耗本の中でもお酒、タバコ、香水に関しては金額に関係なく、それぞれ個別にルールが設けられています。
お酒は1本760ミリリットルのものが3本まで、タバコは紙巻たばこが400本まで、香水は2オンス(58ミリリットル)までとなっています。
なお、2021年10月1日から、タバコの免税枠の変更が予定されており、それ以降は紙たばこ200本までが免税対象となるそうです。

免税の対象者

免税は「非移住者」に対する販売でないと認められません。
「非移住者」とは基本的に外国人のことを指しますが、日本人であっても一定の条件を満たす者は非移住者に該当します。

外国人の場合

  1. 外国人は原則として非移住者として取り扱われる。
  2. 外国政府または国際機関の公務を帯びる者。

日本人の場合

  1. 外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者。
  2. 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者。
  3. ①及び②に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者。
  4. ①から③までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者。

海外旅行者の免税範囲

海外旅行者の免税範囲は大人1人につき海外市価で20万円までと定められています。
本人が手荷物として海外から持ち込んできた物品に加え、旅行先で購入して別便で日本に送ったものがある場合は、それも合算します。

免税を受けられないケース

これまで記載してきた条件を全てクリアしていても、以下に該当する者は免税を受けることができません。

免税を受けられないケース

  • 空港の自動ゲートを使用し、パスポートに入境日を示すスタンプが押されてない場合
  • 入国後6ヶ月が経つ場合
  • 日本で仕事をしている場合
  • 購入金額等の条件を満たしていない場合

上記のどれか1つでも当てはまる場合は免税の対象外となってしまうので注意しましょう。

まとめ

免税は海外旅行者にとって非常に嬉しいサービスです。
免税を受けることで購入時にかかる一部の税金が免除され、商品を通常価格よりも安く購入することができます。
しかし場合によっては免税を受けられないケースもあるため、これから免税を受ける予定のある方は今回紹介した情報を頭の片隅に入れておいてください。
 
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