2022.02.28
顧客管理システム

ハンディターミナルとは?機能とその使い道について

近年、バーコードやQRコードが普及し、様々なコードを目にする機会も増えてきました。

そして、コードを読み取る機会にも様々なシーンがあります。

今回は、運送業や倉庫の在庫管理等で見かけるハンディターミナルとは何かについて、紹介・解説をしていきます。

近畿システムサービス管理部

近畿システムサービスは、店舗のトータルな提案を行うシステム開発会社です。免税システム、RFIDソリューション、電子署名等、多くの業種システムの開発実績がありますが、特に流通関連のシステムでは多数の実績とノウハウがあります。

ハンディターミナルとは

ハンディターミナルとは
ハンディターミナルとは、データの収集を手軽に行うためのモバイル情報端末です。

主に倉庫の在庫数確認や棚卸等で活躍しています。

レジやPCを使わずにバーコードを読み取ることができ、読み取ったコード内容をその場で確認し処理を行える特徴があります。

ハンディターミナルは、PCや他の特別な機器を使用せずに、在庫の管理や価格のチェックなどの様々なデータ処理が可能です。

作業中でも簡単に扱えることから、片手で持つことのできるハンディターミナルは大変重宝されます。

また、必要であれば専用のプログラムを組むことでさまざまなデータ処理ができるため、応用力もあります。

なお、現在は手に持つだけでなく腕に巻くタイプや据え置きで使うタイプのように、使い手に合わせて進化しています。

バーコードリーダーとの違い

ハンディターミナルと似ているものにバーコードリーダーがあります。

バーコードリーダーは、コンビニやスーパーのレジでよく見掛けるため知っている人も多いでしょう。

バーコードリーダーの特徴は、レジやPCに繋いでバーコードを読み取ることです。

これは、バーコードリーダーがコードを数字や文字に変換する機能だけを持っていて、他の処理機能はほとんど持たないためです。

処理のほとんどをレジやPCで行うため、使い方もかなり簡単で比較的安価なものが多いです。

また、現在はバーコード以外にQRコードを読むことができるものもあります。

ハンディターミナルの機能

ハンディターミナルの機能
ハンディターミナルはデータの収集を行うものでしたが、どのような機能を持っているのでしょうか。

ここからは、ハンディターミナルの機能について紹介していきます。

バーコードの読み取り

バーコードの読み取りは、 ハンディターミナルの基本機能です。

ハンディターミナルのスキャナー部分を用いて、一次元バーコードや二次元コードを読み取ることができます。

また、これらのバーコードを読み取るスキャナーには、CCDタッチ方式やレーザー方式、ペン方式といった種類があります。

それぞれの方式に特徴があるので、業務に合った読み取り方式のハンディターミナルを選ぶようにしましょう。

バッチ機能(データの蓄積)

バッチ機能とは、ハンディターミナル内部でデータ処理を可能にする機能です。

具体的には、データを読み取るごとに無線で転送するのでなく、ハンディターミナルにデータを蓄積し、その後PCに一括でデータを受け渡すという方法になります。

一度データを蓄積してハンディターミナル内で保管するため、バッチ機能を使用する場合、大容量のメモリが必要になります。

無線通信

ハンディターミナルの無線通信機能は、バッチ機能のようにデータを蓄積はせず、随時無線で送受信を行う機能になっています。

常にデータを収集できるので、現場の管理者が各作業の進捗状況や商品の製造過程をリアルタイムで把握できます。

また、作業に何らかのミスがあった場合もすぐに対応が可能なため、ミスによる被害の拡大を食い止められます。

ハンディターミナルの使い道

ハンディターミナルの使い道
ハンディターミナルの機能については以上ですが、実際の使い道にはどのようなものがあるのでしょうか。

業界によってハンディターミナルは形状や機能を変え活躍しています。

物流業界では出荷管理、製造業界では生産管理、小売業界では発注処理や売価チェック、在庫管理までこなします。

ハンディターミナルの身近な利用シーンとして、宅配業者が宅配時に持ち歩いていることがあります。

荷物の配達の際に伝票のバーコードを読み取るシーンは、通販で買い物することが増えた現代では馴染みのある光景かもしれません。

他にも、水道・ガスのメーターの検針作業、飲食店における注文業務や調理指示、図書館の蔵書点検などでも使用されています。

最近では、放置車両の確認事務を行う駐車監視員もハンディターミナルを活用しています。

駐車違反車を見つけると、手に持った機械で証拠写真を撮影、違反ステッカーを内蔵のプリンタで発行していますが、その機会もハンディターミナルの活用法のひとつとなります。

このように、現代では様々なシーンでハンディターミナルが活用されているのです。

ハンディターミナルの導入で業務の効率化

ハンディターミナルを導入することで、簡単に業務効率化が実現できます。

商品データを手書きの台帳で管理するのは時間がかかるだけでなく、データの書き間違えといったケアレスミスが発生する可能性もあります。

ハンディターミナルを導入すれば、バーコードを読み取るだけで商品データを登録できるので、スピーディに作業が可能でミスの防止にもつながります。

まとめ

今回はハンディターミナルとは何かについて紹介・解説してきました。

ハンディターミナルは、持ち運びが簡単なモバイル端末で気軽にデータ収集・送信が行えるのが利点です。

物流業界や小売業界をはじめとして、様々な業界で活躍し、多くの現場で業務効率の向上に一役買っています。

何か業務上で手間を省きたい、ミスを減らしたいという場合にはハンディターミナルの導入を考えてみてください。